バスタオルの正しい干し方|生乾き&ゴワゴワはコレで解決

ベランダなどの外干しが難しくなる寒い時期や梅雨時期の洗濯で困ることといえば、バスタオルなど厚みがある大きめの洗濯物が乾かない問題を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?この記事ではバスタオルの基本の干し方、生乾きやゴワつきを防ぐためのコツや便利なアイデアを紹介します。

 

バスタオルの基本の干し方

押さえておきたい基本の干し方や洗濯時に気をつけておきたいことについて紹介します。

 

 空気に触れる面積を増やす

乾かす=水分や湿気をなくすことです。洗濯物に含まれる水分をいかに早く減らすかがポイントになります。まずは空気に触れる面積を増やしましょう。バスタオルの場合は二つ折で物干しやハンガーに干すよりもピンチハンガーなどを上手く活用して立体的に干すことで空気の通り道を作るようにします。
 

   バスタオル干し方アイデア

   ・ピンチハンガーを使ってハンモックのようU字型
   ・ハンガーがタオルの内側になるように物干し竿に被せる
   ・タオルを横長にして、ピンチハンガーに筒形に干す

 室内干しなど部屋の洗濯スペースが限られる場合は、洗濯するペースを変えてみたり、日中のお風呂場を有効活用するなど検討してみても良いかもしれません。また、窓枠や鴨居に取り付けられる室内干し用のアイテムを駆使して部屋の洗濯スペースを拡充することも検討してみてはいかがでしょうか。

 

 洗濯時と干す前のコツ

洗濯するタイミングで対処できることもあります。それは洗濯機に衣類やタオルを詰め込み過ぎないことです。一度に洗濯する量が大量な場合、脱水が不十分になってしまい、水分がタオルに多く含まれた状態に陥ります。そのまま干せば乾くまでの時間もかかり、ゴワつきの原因にもなってしまいます。また、洗濯機の洗浄力も十分に発揮できなくなってしまうため、洗濯槽の容量の6~7割程度で洗濯するようにしましょう。

タオルを干すときには、タオルを広げた状態で大きく数回振ってからにします。空気に触れさせることで乾きを早くするだけでなく、タオルの繊維を立ち上がらせることで乾燥したあとのゴワつきを防ぐことにも役立ちます。

 

 乾きをよくするコツ

 乾きをよくするには空気の通り道を作るのが一番有効です。

 室外に干すことが出来る場合はバスタオルなど乾きにくいものを優先的に風通しの良い場所に干すようにしましょう。長時間干し過ぎるとゴワつきや色あせの原因になるので、乾いたら早めに取り込むようにしましょう。

 室内干しの場合は、扇風機やサーキュレーターなどのお助けアイテムを上手く活用して空気の流れを人工的に作ってしまうのがおすすめです。エアコンの近くに干すことでも同じ効果が得られます。しかしエアコンの使用については電気代や内部が汚れていると排出している空気の臭いが移るといったデメリットもあるので注意が必要です。

生乾き臭の原因と解決方法

せっかくお気に入りの香りの洗剤や柔軟剤を使っていても、洗濯物を取り込んだ時に生乾き臭を感じてしまうととても残念な気持ちになってしまいます。ここではイヤ~な生乾き臭の原因と解決方法について紹介します。

 

 生乾き臭の原因

生乾き臭の原因はズバリ「雑菌」です。最近では抗菌洗剤なども販売されるため雑菌が原因だということはご存知の方も多いと思います。実際は雑菌ではなく雑菌が増殖するときに発生する排泄物が臭いの元です。なぜ雑菌が増殖してしまうのでしょうか?
雑菌は洗濯物に付着している皮脂や水分を栄養にして繁殖します。ですので洗濯物に水分が長時間残ったままになってしまうと増殖しやすい環境になってしまうのです。

 

 風通しにとにかく気を配る

前述のとおり、少しでも乾かすには風通しをよくして、空気に触れることが一番です。
お風呂で干す場合は浴室乾燥機能があれば有効に活用しましょう。乾燥機能がない場合は
干す前に窓を開けたり機能を使ってしっかり浴室内の換気を行うだけでも乾きやすさや電気代の節約につながりますので試してみてください。

 

 洗濯機の洗浄力を高める

雑菌の栄養になる皮脂については洗濯時の洗浄力が鍵になります。適切な量での洗濯を心がけ、定期的に洗濯槽クリーナーで洗濯機自体もメンテナンスをするようにしましょう。洗濯が終わったタイミングで洗濯槽の乾燥機能を使えば洗濯機の清潔さをキープできます。泥汚れなどはお湯での洗濯がおすすめです。洗剤も入れすぎると衣類やタオルに残留してしまい、シミや汚れになる恐れがありますので洗剤や柔軟剤はメーカーの指定する量を使うようにしてください。多く使っても洗浄力アップとはなりません。

 

タオルがゴワつく原因と予防・解消方法

バスタオルの乾きがよくないと生乾き臭だけでなくゴワゴワとした肌触りになってしまいます。
ゴワつきの原因と予防、ゴワついてしまった時の解消方法について紹介します。

 

 ゴワつく原因

タオルはパイルという小さなループ状の糸から生地ができています。パイルの膨らみによってタオルの吸水性や肌ざわりが成り立っています。このパイルの傷みがゴワつく原因です。大敵は「摩擦」です。洗濯量が多い(水量不足)と他の洗濯物との摩擦が増えてパイルが傷みやすくなります。摩擦の他には長時間濡れたまま、もしくは干したままにしてしまうことで雑菌が繁殖したり、
紫外線を浴びすぎたりして生地がダメージを受けてしまい、パイルが絞んだままの状態で乾いてしまうことでもゴワついてしまうのです。

 

 タオルのゴワつきの予防のコツ

ゴワつきを未然に防ぐことで、タオルの肌触りを長持ちさせましょう。

 

 ゴワつきの予防方法

・適切な洗濯量で洗濯するよう心がける
・風通しの良い場所で洗濯物同士のスペースをなるべく空ける
・洗濯ネットを活用する
・乾燥機があれば率先して使う
・柔軟剤は使わない

実は柔軟剤を使うと、パイルの吸水性が落ちやすくなります。吸水性が落ちるとどうしてもゴシゴシと拭くことにつながるので摩擦が増えることになるのです。

まとめ

バスタオルを早く乾かすコツ、生乾き臭やゴワつきの3つについてご紹介しました。
どの内容でも共通して大切なことは正しい洗濯方法でしたね。
洗濯機を清潔にして、適切な洗濯量と洗剤を使うこと。風通しを意識した干し方を心がけて、乾いたら早めにしまうようにしましょう。

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